こだわりの在来木造軸組工法とは?
   
 

   

     家族そろって休日にアウトドアへ。森や林を散策し、胸いっぱいにすがすがしい
     空気を吸い込んでいると、不思議なほどに気分が爽快になり、日頃のストレスも
     吹き飛んでします・・・。こんな経験があなたにもきっとあるにちがいない。
     最近では森林浴が身をリフレッシュさせる効果があることは広く知られている。
     なんとドイツでは100年以上も前からその習慣が根付いている。ではなぜ、森
     にたたずむと心が安まるのでしょうか?
      それは樹木が発する香りの中にフィットンチッドという物質が含まれており、抗
     菌、殺菌作用があり、さらには鎮静作用があるからです。フィットンチッドの驚く
     
     べき点は伐採された後の木や加工された
     木材にもその効果が残っていること。
     女性に人気のアロマテラピ−(芳香療法)でも、イトスギ、ロ−ズウッドなどの
     樹木から抽出した精油(アロマオイル)が使われ、鎮静、殺菌、制汗などに効果
     をあげている。


     木は人の目にもやさしい。金属、ガラス、プラスチックなどの反射する強い光は
     目をつかれさせる。人の目にとって、最も快適な光の反射率は50〜60%とい
     われている。色で言えば肌色で、ヒノキなどの白木の板がまさにこの反射率で
     す。木の表面の細やかな凹凸が波長の短い紫外線を吸収し、波長の長い赤外
     線を大きく反射させるためだと言われています。タタミの表面の反射率もこの範
     囲。


     つゆから夏にかけては湿気が肌にまとわりつくような湿度の高い日が続き、まる
     で熱帯地域のよう。それが冬になると一転して乾燥注意報がでるようなカラカラ
     の乾燥状態になる。日本の湿度変化は家にも人にも厳しいものである。木造住宅
     が現代まで主流としてきたのはそれなりの理由がある。「木は呼吸する」と言われ
     るように自然の調湿効果をもっている。建築後何年たっても室内に露出している柱
     は、柱一本(2.4m)あたりビ−ルビン四本分の水分を吸収する余裕があるという。


     木が鉄やコンクリ−トに比較して劣るというのが常識的な発想かもしれない。しかし
     同じ重さ当たりの各種強さを比較すると木の方がかなり強い。専門用語では「比強
     度」というが引っ張りに対してはスギは鉄の4倍。圧縮はスギはコンクリ−トの9倍
     鉄の2倍であり、曲げに対する比強度はスギは鉄の15倍、コンクリ−トの400倍
     である。また木は年月がますほどに強さが増すといわれ、ヒノキの古材を調べてみ
     ると、伐採してから200年くらいまでゆっくり強度が増すので、使い始めは一番強い
     コンクリ−トや鉄とは大きく異なる。
     意外な話ですが、木は燃えにくい。なぜなら木が燃え出すと表面が炭化しこの層が
     酸素を遮断し断熱材の役目をして、燃焼速度を遅くするからだ。炭化速度は1分間
     に0.6〜0.8mmと緩やかで厚い木であれば中心までいかないためだ。
     断熱性についても、熱の伝わり易さの指標である熱伝導率は木は約0.2 コンクリ−ト
     は1.2 鉄は53という数値であり、木の断熱性が非常に高い証拠である。


              

     木造の家の完成度は大工さんの腕頼み。職人の技量や仕事のていねいさによって
     仕上がりにばらつきがあった。コンピュ−タとの連動のプレカットで0.5mm単位以下の
     精度で加工できるようになった。
   

     建築基準法の改正による「性能規定」の導入で無指定地域(防火、準防火地域で
     ない地域)では木造4階建て住宅も建てられるようになった。また木造とコンクリ−
     ト工法の併用住宅や基礎の免震装置のついた地震対策住宅もできるようになり
     木造軸組工法の応用分野が広がってきた。



      

   西崎組は、日本建築の文化の継承と技術保存のため、在来木造住宅
   にこだわって事業活動を展開します。

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